米長期金利の低下を好感して成長株が買われた

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅反落した(DJIA -81.52 @34,312.46, NASDAQ -4.00 @13,657.17)。ドル為替レートは108円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が768に対して、下落銘柄数は1,308となった。騰落レシオは84.99%。東証1部の売買代金は2兆4138億円。

TOPIX +1 @1,921
日経平均 +88円 @28,642円

米国株式相場は主要3株価指数が揃って下げた。この流れを受けて日経平均も下げて始まったがその後切り返した。過度なインフレ懸念が後退して米長期金利が低下したことを好感して、成長株の一角が買われた。他方、長期金利が下げると困る業種である保険、その他金融、銀行などが下げた。それでも、ワクチン接種の普及が進み、経済が正常化するとの期待が株式相場を下支えした。

日経平均の日足チャートを見ると、下向きの25日移動平均線にもう少しで届くくらいまで上げてきた。2月16日を起点とするボックス圏の下限の上に浮上してきた。暫くは上方向に動きそうである。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、証券(2位)、保険(3位)、その他金融(4位)、海運(5位)となった。


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