投資歴20年のmasaさんのブログ
米国株は値幅調整がいています
情報誌に掲載されました
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
4月までの取引において、過去1年間で72銘柄を買い付け、損切りは2銘柄。他、全て利益確定。
5月13日 木曜日
米国株について
ダウ平均は681ドル安の33587ドルで取引終了。
消費者物価指数が大きく上昇したことで、利益確定の動きが強まり右肩下がりになりました。
〇主要3指数の動向
ダウ平均 1.99%安(681ドル安)
ナスダック 2.67%安
S&P500指数 2.14%安
〇ダウ構成銘柄の動向
2銘柄が上昇、 28銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
メルク 0.70%高
シェブロン 0.63%高
下落率の高い順
ホームデポ 4.13%安
ハネウェル 3.98%安
ボーイング 3.54%安
マイクロソフト 2.94%安
ナイキ 2.72%安
〇経済指標
4月の消費者物価指数は、前月比4.2%の上昇になりました。
2008年9月以来、12年半ぶりの大幅な伸びとなり市場予想も上回っています。食品とエネルギーを除いたコア指数は、前年比3.0%の上昇。
〇消費者物価指数の急上昇で利益確定売り
消費者物価指数の急上昇を受けて株価は右肩下がりになりましたが、指数の上昇は大きな売り材料ではなく、利益確定のキッカケになった程度だと考えています。
FRB副議長は、米経済についてFRBの目標達成には程遠く、利上げの検討を始めるには時期尚早で、雇用の不安定さも指摘されました。先日発表された4月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が26万6000人増となり、3月の77万人増から激減、市場予想も大幅に下回る内容でした。
このようなことから、指数の上昇だけで利上げが近いと判断するのは時期尚早。指数のインパクトが強いなら午前中に株価は急落したはずですが、株価は上下を繰り返しながら右肩下がり。この背景には、買いも入る「迷い」があったと考えています。
〇一気に値幅調整が進む
5月に入って揉み合い上放れした後、連日で過去最高値を更新。大きな節目となる35000ドル(取引時間中の高値)に到達後、そこから1500ドルほど下落したことで一気に値幅調整が進みました。
〇ナスダックも値幅調整が進む
4月下旬の高値(取引時間中の高値)から8.5%の下落。ナスダックも一気に値幅調整が進みました。
前日は大幅反発しましたが、戻り売りと地合いの悪さが相まって大幅安。
〇ダウ平均における下値の壁は33000ドルから33500ドルの間
テクニカル的には、この水準が下値抵抗になると考えています。
〇目先の下値抵抗と上値抵抗
下値は33000ドルで、上値は34000ドルになると考えています。