TOPIX -46 @1,906
日経平均 -910円 @28,609円
米国経済はワクチン接種の普及により正常化へ向かっているため、インフレ圧力も高まっており、それを反映して長期金利も上昇圧力が高まっている。これを嫌気して、金利上昇の影響を受けやすい成長株の典型であるハイテク株が大きく売られた。同時にフィラデルフィア半導体指数も大きく下げた。これらを受けて、本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。日経平均の下げ幅は2月26日の1,202円に次ぐ910円安となった。
日経平均の日足チャートを見ると、一気に25日、60日、10日のすべての移動平均線を下へ突き抜け、2月16日以来のボックス圏の下限近くまで下げてきた。ボックス圏の下限である28,300円前後の下値支持線が持ちこたえるかどうかに注目したい。
33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、機械(1位)、精密機器(2位)、情報・通信(3位)、ガラス・土石(4位)、その他金融(5位)となった。