こう、うっとうしい年には、こんなもんはどうかな。尾崎士郎の自伝的小説、「人生劇場」である。五木寛之の「青春の門」は、この人生劇場を真似して書いたという。真偽はともかく、こんな、男っぽいものも、たまにはよいだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=X491iP62Tsw
とにかく、吉良の仁吉ではないが、喧嘩に出かけるため、女房を離縁して、そこで、討ち死にした。(仁吉は、実在した人物)
こんな、生き方は、今では見られない。だから、見事な最期とも、言えるのか。しかし、今では、こう思う。そんな、つまらぬ喧嘩で、命を落とな。みっともなくも、長らえて、この世に、恩返しするのが、本当の、男ではないか。
一見、問題児でよいではないか。何と言われようと、己の信念を貫け。それも、また、一味する、生き方ではないか。大正琴の音色が、またよいですね。最初の、入り口の音色が、また、何とも言えない雰囲気ですね。
画面が悪い。なに甘ったれたこと、言ってるんだ。