目先のトレンド横這い

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -67.13 @33,677.27,NASDAQ +146.10 @13,996.10)。ドル円為替レートは108円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が739に対して、下落銘柄数は1,376となった。騰落レシオは114.91%。東証1部の売買代金は2兆2534億円。

TOPIX -6 @1,952
日経平均 -131円 @29,621円

米当局が4月13日に米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製コロナワクチンの使用について、血栓症を理由に一時中止を勧告した。また、日本でも新型コロナウィルス感染が再拡大(第4波)しており、経済活動の本格的再開が遅れるとの懸念が高まった。大阪府の新規感染者は13日に始めて1,000人を超えた。ドル円相場が1ドル=108円台後半まで円高に振れたことも株式相場の重しとなった。ただ、ナスダックが上昇したことで、東京市場でもハイテク株が買われたため株価指数は大きくは下げなかった。

日経平均の日足チャートを見ると、この3日間はほぼ横向きの10日移動平均線を挟んで小さく上下に動いており、目先のトレンド横這いである。昨年3月16日安値と10月30日安値を結んだ上昇トレンドライン、昨年10月30日安値と3月24日安値を結んだ上昇トレンドラインのどちらもまだ有効である。ただ、後者はこのまま横ばい相場が続くと間もなく下方ブレイクされそうである。

33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、繊維(2位)、非鉄金属(3位)、電気・ガス(4位)、石油・石炭(5位)となった。

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