米国株、ダウ3日ぶり反発 値ごろ感の買い、エネルギーなど高い

kuma_kuroiwaさん
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 23日の米国株式相場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発。前日比172ドル4セント高の8691ドル25セントで終えた。景気や企業業績に対する懸念の売りと値ごろ感からの買いが交錯したが、午後に買い戻しの動きが優勢となり、上昇して終えた。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落。終値は11.84ポイント安の1603.91となり、2003年6月25日以来、約5年 4カ月ぶりの安値を付けた。業績見通しが市場予想以下だった一部ハイテク企業などが売りに押され、ハイテク指数を押し下げた。
 ダウ平均は前日までの続落で8%下げていたため、値ごろ感や自律反発狙いの買いが入りやすかった。同日は原油先物相場が反発したことで、このところ急落していたエクソンモービルなど石油株に買い戻しが入った。ダウ・ケミカルやUPSなど朝方の決算が予想以上だった銘柄が買われたうえ、午後に決算発表を控えるマイクロソフトが取引終了にかけて急速に持ち直したことも支援材料になった。
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