安川電機は電機業界の先陣を切ることで業界の業績動向をみる「のろし」的な位置づけだそうですので、業種へ及ぼす影響が注目ですね。
イオンは株主優待目的でNISA等で保有している個人も多いと思います。値動きが気になりますね。
安川電機、イオン などから共通に感じられたこと
①日本国内市場は既存事業において成長は厳しい
②輸出、特に中国はじめアジアマーケットは成長性あり
③ただし、中国は政治的リスクが不透明
(米中覇権の狭間で日本企業は政治的かかわりを避けて、リスクを負わないようしたたかに商売するしかない)
ここで、安川電機もイオンの2022年度業績見通しについては
安川電機;引き続き堅調な部門特に中国向けサーボなどは堅調そうだが、政治的リスクを意識しながら、淡々と積み上げそう。
イオン;海外市場への積極開拓/国内市場の成長期待が厳しいことと政治リスクを目の当たりにする不安定要素の強い舵取り。予想が楽観的すぎないかなぁというのが第一印象。イオンの描くV字回復を揺さぶる可能性の高い政治リスクについて、危惧してしまう。
さて、この業績発表と来期の見通しがでて、来週4/11(月)の市場関係者の反応はどうなるでしょうか?電機はまちまち、小売りは厳しいというのが私の予想。