情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
http://homepage777.life.coocan.jp/
私が書いている株日記(平日、朝と夕方の2回)
勉強できる私の買い付け
http://33masa.blog81.fc2.com/
ツイッタ―
https://twitter.com/mm333m
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
3月24日 水曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、590円安の28405円で取引終了。
安く寄り付いた後にしばらく揉み合いますが、揉み合い下放れになると一段安。後場は75日移動平均線が下支えするも、戻りは鈍く4日続落。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は3兆2154億円、出来高は15億9135万株。
値上がり銘柄数は139、値下がり銘柄数は2026、変わらずは28銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
上昇した業種はありません。33業種全てが下落しました。
下落率の高い順
空運、鉱業、海運、鉄鋼、銀行
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は15、値下がり銘柄数は210、変わらずは無し。
上昇率の高い順
ニコン 6.44%高
いすゞ自動車 5.42%高
東京エレクトロン 5.06%高
AGC 2.68%高
イオン 1.98%高
下落率の高い順
ユニチカ 9.25%安
ANAホールディングス 7.21%安
マツダ 5.92%安
ふくおかFG 5.76%安
千葉銀行 5.70%安
〇米国株による影響
ダウ平均 0.94%安(308ドル安)
ナスダック 1.12%安
S&P500指数 0.76%安
1%前後の下げ幅になっており、日本株へのマイナス材料。
〇原油価格の暴落で株売り
米国株の項で書いています通り、原油価格も相場なので暴落すると株売りが出てきます。米国株だけではなく日本株にも売り要因。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.40%安
ドイツ(DAX) 0.03%高
フランス(CAC) 0.39%安
ワクチン接種が進んでいない欧州では感染再拡大。ドイツはロックダウンの延長など大きな懸念材料もありますが、3市場は高安まちまち。一方で、ダウ平均の後半失速と原油価格暴落を織込んでいないことから、明日の売り材料になる可能性あり。
これを踏まえると、明日の下落に備えた「損失補てんの日本株売り」が出たのではないかと。
〇外需から内需へ資金がシフト
外部環境の悪化を受けて、その影響を受けやすい外需関連株から影響を受けにくい内需関連へ資金がシフト。
上昇した業種はなく全面安ですが、内需関連で底固いものがありました。
ダウ構成銘柄でも、上昇したほぼ全ての銘柄がディフェンシブ性の高い銘柄になっています。逆に外需はほぼ全面安。景気敏感株でもある建設機械大手キャタピラーや半導体大手のインテルは3%を超える大幅安。ゴールドマン・サックスは2%を超える下落で、JPモルガン・チェースは1%を超える下落となり金融も弱い。
〇底固い可能性もありましたが、結果は大幅安
ダウ平均がそれほど大きく下げない中で、日経平均は先行して大きく下げてきました。ダウ平均は直近高値からの下落率が1.7%、これに対して前日までの日経平均は4%も下落しています。先行して大きく下げていたことを踏まえ、続落を予想しながらも売り圧力は限定的になるかな・・・と考えていましたが結果は大幅安になりました。
〇75日移動平均線で下げ止まり
売り込まれた日経平均ですが、75日移動平均線で下げ止まっています。
25日線、75日線、100日線、200日線などは注目度の高い移動平均線なので、影響も強くなる傾向にあります。押し目買いする投資家も長期線になるほど多くなりますが、逆に下抜けると見切り売りと失望売りが出やすくなります。