不妊治療を終えた猫の耳先に桜の花びらのようなカットを入れた「さくらねこ」
3月22日は「さくらにゃんにゃん」で、
「さくらねこの日」だそうです
去年のことになりますが、私がお寺の境内に入ると、
猫たちの視線を一斉に浴びて、焦ったことがあります
人見知り、猫見知りとする寺猫「みゃあみゃあ」まで、
猫の輪に入って、私が初めて見る猫と何かを話していたかのようで、
「珍しいな」と思いました
ふだんはそれぞれ毛づくろいをしたり、
お気に入りの場所でコロコロ転んでいたりするのに、
この日はみんなでじっと何かを待っているかのようでした
ほどなく、一台のバンが境内に入って、猫たちはわっとバンに近寄り、
「あにゃたたち、車はまだ動いているにゃ、危にゃいやんか!」
と私は猫を蹴散らしました
私はてっきり住職さんが乗っているものだと思いましたが、
その車から降りたのは猫の保護活動をしているNPOの女性でした
女性と一緒に歩く猫もいて、女性が寺内に入ると、
車の近くでじっと待っていました
自分の命を助けてくれた恩人をずっと憶えているんだな、
と胸が熱くなりました
でも。
何で猫たちは、この女性が来ることを知っていたんだろう
動物って時々不思議な行動をしますね