使用するクレジットカードもだいたい一本化してある。
なので、マイナポイントを登録する際には、
迷わずメインバンク系クレジットカードを選択した。
携帯経由の電子マネーの方が、ポイント還元率で得する場合があるのだが、
携帯を紛失するリスクに嫌気がさしているオイラには、携帯電子マネーという選択肢はなかった。
マイナポイントを登録するには、自宅ではできない仕組みになっており、
ネット検索して、地元のマイナポイント登録場所を探して、そこへ赴く必要がある。
オイラは、近所の郵便局を選んだ。
＊
メインバンクが浜銀だったので、マイナポイント紐付けに必要なことはないか、浜銀に問い合わせた。
V-passというネットで支払い確認のできる仕組みが浜銀にはあって、
そこへ登録してあるIDとパスワードが必要になるとのことだった。
あとは、マイナカードとその4桁パスワードがあれば事足りるらしい。
＊
郵便局へ着くと、マイナポイント紐付け専用パソコンが置いてある。
そこにマイナカードのICチップを接触させながら、データの紐付けを行う。
ここで不思議なことが起こる。
浜銀のクレジットカードを選んだはイイのだが、タッチ画面が一向に反応してくれない。
「V-passIDを入力してください」
「V-passPWを入力してください」
「●×▲なんとかを入力してください(なんだったかもう忘れた)」
などと、三つの枠の中にコメントが書いてある。
だから、普通のヒトがするであろう行動を取る。
それぞれのコメントが書いてある箇所を指でクリックして、文字や数字を入力しようとするだろう。
が、一向に反応してくれない。
「どーなっとんのじゃ～、なめとんのかワレッ！」などと、思わず声が出てしまい、郵便局中においらの声が響くのだった。オペラ歌手にでもなったかのようだ。
結局、格闘すること、しばしかかったものの、
画面を下にスクロールしてみたら、
そこに別途、ホンモノの入力画面が存在しているのだった。
オイラがクリックしていた箇所は、説明用のサンプル。
･･････浜銀のセンスが問われるって、こういうの。
