米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて小動き

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -127.51 @32,825.95、NASADQ +11.85 @13,471.57)。ドル円為替レートは109円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄が1,409に対して、下落銘柄は682となった。騰落レシオは117.61%。東証1部の売買代金は2兆5794億円。

TOPIX +3 @1,984
日経平均 -7円 @29,914円

今日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)および日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に、小動きとなった。日経平均の日中の値幅はわずか160円ほどであった。株式市場はFOMCの結果とそれに続くパルエル議長の会見に注目しており、そこから米長期金利が上がるのかどうかを見極めようとしている。米国長期金利がしばらくは上昇しないとなれば、成長株がまた買われ、反対にバリュー株が売られる展開が予想できる。国内では、やっと首都圏での緊急事態宣言が3月21日まででその後は解除される見通しとなった。これにより人々の動きが回復するとの期待から、鉄道、不動産、百貨店などに買いが入った。

日経平均の日足チャートを見ると、60日、10日、25日移動平均線はすべて上向きで、2日連続で短陽線だが、上値が重い動きである。2月16日高値@30,714円の更新はしばらく先だろう。

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、医薬品(1位)、不動産(2位)、陸運(3位)、化学(4位)、水産・農林(5位)となった。

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