TOPIX +3 @1,984
日経平均 -7円 @29,914円
今日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)および日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に、小動きとなった。日経平均の日中の値幅はわずか160円ほどであった。株式市場はFOMCの結果とそれに続くパルエル議長の会見に注目しており、そこから米長期金利が上がるのかどうかを見極めようとしている。米国長期金利がしばらくは上昇しないとなれば、成長株がまた買われ、反対にバリュー株が売られる展開が予想できる。国内では、やっと首都圏での緊急事態宣言が3月21日まででその後は解除される見通しとなった。これにより人々の動きが回復するとの期待から、鉄道、不動産、百貨店などに買いが入った。
日経平均の日足チャートを見ると、60日、10日、25日移動平均線はすべて上向きで、2日連続で短陽線だが、上値が重い動きである。2月16日高値@30,714円の更新はしばらく先だろう。
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、医薬品(1位)、不動産(2位)、陸運(3位)、化学(4位)、水産・農林(5位)となった。