2021.03.14
出来高の基本は、出来高を伴わない相場は大きく育たない、だ。出来高が増えないと、相場にはなってくれない。
足が鉄板でも、出来高があるときと無いときでは、信用度が違う。過去に相場になった頃の出来高と比べてみたら、その違いがよくわかる。
株価が大きく動くときには出来高も増える。なのに、そうでない動きをしている。そんな株を見つけたら、とっても注視だ。出来高の大原則に沿わない動きには、ぶっ飛びとガラが待っている。
これがあっちの、基本的な出来高の考え方だ。 ・底値圏で出来高が爆上げしだすと、調整が終わり上がっていく。
・大きく育つ株は、初期にでっかい出来高の柱が立つことが多い。
・出来高を伴って急騰したあとには、出来高を伴って下落するのがふつう
なのに、出来高が少ないまま落ちないことがある。誰かが静かに玉集め
していて、更にぶっ飛ぶ可能性があるから、要監視。
・出来高が細っても、なお上げていく株は、大きな出来高のときに仕込ん
だ誰かが保有を継続し、市場に出回る株数が少なくて、小さい出来高で
上がっている可能性がある。危うきに近寄らず、逃げ遅れ厳禁だ。
出来高が少ないのにトコトコ上がっていく株は、いきなりガラることが
よくある。
・育った株が、高値圏で出来高がかなりあるにもかかわらず、動かなく
なってきたら、要注意。後がねぇかも。
出来高は、こういったことを教えてくれている。
会社情報がバカ高い価格で売られている。あなただけに特別情報半年料金100万円というお誘いも来る。
だが、短期トレーダーに、その手のものは必用無い。投資と投機は違うし、チャートは作れても株価はだませても、出来高はだませない。短期トレーダーは、情報を買うより出来高をみたほうが、トータルで稼ぎになるからだ。
何か情報を持っていたら、持ってるやつは静かに玉を集めるが、そいつが情報を元に売買をすれば、それは出来高に現れる。 出来高もテクニカルの一つだ。テクニカルに絶対はないが、傾向は出る。
単品では使えないが、いくつか組み合わせると使える。
あっちにとっては、その組み合わせが、出来高・移動平均線・トレンドラインにローソク足だ。
使っている人が多いモノほど、傾向がでる。
エラソーに、出来高の見方を書いていたりするが、負けないレベルには達したものの勝てるレベルまでは届いていなかったころのあっちが、全然わかっていなかったことは言うまでもない。
わかってりゃ、イタイ目をみる回数はもっともっと少なかった。
出来高はイタイ目回避の非常に有効な道具である。イタイ目みまくって学んだあっちが保証する。