今日はS&P500 について勉強してみたいと思います。
さっそくウィキペディアを読んでみましょう。
「S&P 500」
「S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している企業の中から代表的な500社を選出し、その銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。」
代表的な500社、の選定基準が書いてないですが、別のサイトなどをみると、時価総額61億ドル以上、とか、直近4半期が黒字、とかいくつか条件はあるみたいですね。つまり、アメリカで活きのいい大企業を500社ほど選んでる、ってかんじですかね。
この、時価総額加重平均、というのが気になるところです。企業の大きさを重み付けして平均をとるということですから、平均値は大企業にかなり引っ張られるはずです。また、時価総額の分布は、おそらく正規分布ではなくガンマ分布や指数分布に近いかんじになってるでしょうから、見た目の平均よりもだいぶ超大企業たちに引っ張り上げられてる、ということですね。今だともちろんGAFAMとテスラあたりになりそうですけど。
アメリカでは大企業たちが浮き沈みを繰り返しつつも、トップの企業の時価総額は増え続けている、ということなんでしょう。これはアメリカの格差社会と関係はあるんでしょうか。
それにしてもS&P500指数はすごいものですね。この7年ほどで倍になっています。平均利回りは
exp(log(2)/7) = 1.10409
ですから、10.4%。たしかにおいしい(笑
この20年で見てもおよそ3倍になってますから、わりとざっくりみて、およそこのスピードで安定して伸び続けてる指数、と言えそうです。
2つ前のブログで書いたように、バンガードの創始者ジョン・ボーグルが目をつけたのはさすが、というほかないです。考えれば考えるほど、もうこの指数に全部つっこんでおけばいいんじゃないか、と思ったりもします。だってこんなスピードで安定して伸びつづけてる株、ほかにあります?(あ、NASDAQ指数はまた近いうちに勉強します)
なので私もeMAXIS Slim S&P500インデックスファンドは積み立てNISAに組み込んでいます。
とはいえ、アメリカも今後どうなるかわかりませんし、先のことはだれにもわかりませんよね。
ではではー。