おはようございます、昨夜の続きで「第四話」を書きまぁ~す!
アハハハ
クラウディングアウトやマンデル・フレミングの法則についてブログに
書いて来ましたが、今回はクラウディングアウトを更に理解するために、
昔の日本では鎖国していた時代があったので、これは「閉鎖系経済」の
考査にも繋がるので、鎖国時代の日本を例にした「数式を意識」しての
ブログになりまぁ~す!
アハハハ
鎖国中の日本(当時は江戸ですねぇ~)では、国民所得は(Y)とは、
家計の総消費(C)と企業の総投資(I)と政府「幕府」の財政支出
(G)の総和になります。
Y=C+I+Gですね!
所得の一部(C’)を消費すると、国民所得Yと総消費Cの間にはある
関係が成りたって、その際に(C’)は、限界消費性向と呼ばれます。
企業の総投資Iは、利子率によって決まるので、I=I(r)となり、
Iは利子率(r)が低ければ、大きくなるのでI(r)はrに関して
単調減少なんです。
(G)と(c)が定数ならば、これはrとYの関係を表す式になって、
この式を「IS曲線」と言うんですよ!
次に為替が均衡する為には、総貨幣需要Lと総貨幣供給M/Pは一致
するので、LはYとrにより決まり、L=L(Y,r)になります。
L=(Y,r)=M/PをYについて解いた曲線を、LM曲線と呼んます。
Yが大きいほどLは大きくなり、rが大きいほど、Lは小さくなる
状態を投機的貨幣需要と言うんですよ!
従って、LM( r )は、単調増大になるんです。
財市場と為替市場は、IS曲線とLM曲線が交わった点が均衡です。
これを数式で解いて行けば、財政支出Gが増大すれば、総投資Iに
ついては、減少するのが判明致しますが、これがクラウドアウトが
起こって、民間投資が減少しても、それを補って余る政府の支出を
行った場合には、総体的に実質生産量は増加との絵も描けるんです。
LM曲線が垂直の場合にはクラウディングアウト効果は完全な状態
となって、財政政策は国民所得を拡大させずに無効となります。
つまり、LM曲線が水平の場合は、クラウドアウト効果は無くなり
財政政策は完全に有効となるんです。
過去には、何回か発生している「クラウドアウト現象」は、経済の
バランスにより資源配分が、転換される様子を示しています。
経済上の資源に余裕がある場合には有効ですが、余裕が無い場合は
名目経済成長率のみが高まって、インフレが発生致します。
1960年代の米国経済は、名目成長の内訳が、実質成長から物価
上昇へ繋がる見本とも、言えますよねぇ~
アハハハ!
難しい内容を、書いたかのも知れませんが、これを理解して相場と
向き会えば、相場の値動きや、相場の対応には、大きな参考になる
ので、詳細はともかくも「概要程度」は、調べると大きな自信には
なるかと思いまーす!
ご参考まで
この「続編」を、何れは書くかも知れませんが、殆どの方々には
「書いた内容の意味」さえも、解らないのかも知れないので・・・
一応は、ここまでの内容で「一区切り」と、致しまぁ~す!
アハハハ!!