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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
2月25日 木曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、496円高の30168で取引終了。
米国株高が大きな買い材料となり、取引開始直後に500円近く上昇。その後は大きく動かないまま高値を維持。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆9211億円、出来高は14億6095万株。
値上がり銘柄数は1383、値下がり銘柄数は707、変わらずは102銘柄でした。
〇東証1部の業種別ランキング
30業種が上昇、3業種が下落
上昇率の高い順
ゴム、その他製品、金属、その他金融、海運
下落率の高い順
小売、電気・ガス、医薬品、食料品、空運
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は32、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
三井E&Sホールディングス 7.83%高
ニコン 7.04%高
ファナック 5.65%高
DOWAホールディングス 5.62%高
電通G 5.26%高
下落率の高い順
イオン 4.93%安
スズキ 3.30%安
セブン&アイHD 2.50%安
味の素 1.75%安
塩野義製薬 1.70%安
〇米国株による影響
ダウ平均 1.35%高(424ドル高)
ナスダック 0.99%高
S&P500指数 1.14%高
ダウ平均は日柄調整から大きく上昇し、過去最高値を更新しました。これは日本株にとって大きなプラス材料。
日本のハイテクにプラス材料
ハイテク比率の高いナスダックは1%近い反発ですが、直近の急落分を取り返すには程遠い状況。反発は「ひとまず安心感」で日本のハイテクにも警戒感は続きそうですが、日経平均採用銘柄の電気機器では安川電機以外全て上昇しています。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.50%高
ドイツ(DAX) 0.80%高
フランス(CAC) 0.31%高
3市場揃っての上昇は日本株にプラス材料。
〇ドル円相場による影響
朝は1ドル105円後半。その後、株高と相まって106円台に乗せるところがありました。円安は株式市場にプラス材料で、ハイテクにも追い風。
〇外需関連株が相場をけん引
良好な外部環境を受けて、その影響を受けやすい外需関連株が買われて相場をけん引。一方で、影響を受けにくいディフェンシブ性の高い内需関連は下げるものが多くありました。
〇一進一退
取引開始直後に500円ほど上昇したことで、高値警戒感から上値追いは限定的。但し、売り急ぐ投資家も少なく、また売られるとすかさず押し目買いが入って一進一退。