アハハハ
「日経平均225先物」を売買するということは「清算日に日経平均株価を特定の価格で売買する権利」の売買をすることです。
仮に「清算日の前日」になっても、先物と日経平均株価の間に「乖離」があれば、どんな対応をするのかなんですが、賢い投資家は日経平均225先物を購入する対応を行うか、日経平均を売りから入る筈ですよねぇ~
何故なら、安く購入した日経平均225先物は、清算日に高い値段で売却することが可能だからでーす!
原資産とその先物には「価格差が生まれる」と、日経平均225先物には大量の買い注文が入る、または日経平均を構成している銘柄には、大量の売り注文が入り、日経平均と日経平均225先物の価格差は小さくなっていきます。
これは清算日の前日で無くても、同じで~す!
アハハハ!
例えば、清算日2か月前に日経平均が3万円で、日経平均225先物が2万円(これ程の価格差はあり得ませんが・・・)であっても、同じですよ!
「2カ月あれば、日経平均は大暴落して2万円以下になるかもしれない」
そう思う方々がいるのかも知れませんが、そのリスクを避けるために、頭の良い「投資スキルのある投資家」は、次の行動を起こします。
【 先ずは「日経平均225先物を購入」して、次に「日経平均は売却する」そして、清算日(SQ)には「日経平均先物を売却」して、「日経平均を買い戻す」】
以上の売買対応には、清算日(SQ)に日経平均がいくらでも、差額の「1万円分の利益」を得るのが可能なんです。
例えば、清算日に日経平均が2万円である場合は、売りから入った利益が1万円、日経平均225先物の損失はゼロで「トータル1万円の利益」でーす!
清算日に日経平均が3万円になっていたとしても、売りから入った損失はゼロで、日経平均225先物の利益は1万円になるため、こちらもトータル1万円の利益となりまーす!
アハハハ!!
これが所謂、裁定取引(アーピトラージ)と言う投資戦術ですよ!
相場のプロには、この裁定取引を実施する方々が、市場には多数いて、先物と原資産のうち、安い方には買いが入り、高い方には売りが入るので、実際には、株価指数とそれを原資産とする先物の価格差は、均衡するんです。
まぁ~ 先物と原資産に「価格差が全く生まれない訳ではありません」が、
先物の理論価格に関しては、もう既に「ご理解済み」ですよねぇ~
イエーイ!
「第四話」は、ここ迄でーす!
次回の「第五話」を投稿した後に続いて、「第六話」のブログでは、本シリーズの「完結編」を迎えたいと思いまーす!
それでは、素敵な楽しい週末を!
アハハハ!!!