「第四話」について

パラちゃんさん
こんにちわ! 
昨日朝のブログ「第三話」に続いて、「第四話」を書きまーす!   

 

前回(第三話)のブログには、同じ価格を持つ2つの商品の価格に、歪が生じた際に売買を行って利ザヤを稼ぐ方法を「アーピトラージ(裁定取引)」と書きましたが、本日のブログには、株価指数とその株価指数の先物とは、原資産と、原資産の先物になる状況を「日経平均株価」と、その先物商品である「日経平均225先物」を例にして、書きまーす!  

アハハハ



「日経平均225先物」を売買するということは「清算日に日経平均株価を特定の価格で売買する権利」の売買をすることです。  


仮に「清算日の前日」になっても、先物と日経平均株価の間に「乖離」があれば、どんな対応をするのかなんですが、賢い投資家は日経平均225先物を購入する対応を行うか、日経平均を売りから入る筈ですよねぇ~  


何故なら、安く購入した日経平均225先物は、清算日に高い値段で売却することが可能だからでーす!  


原資産とその先物には「価格差が生まれる」と、日経平均225先物には大量の買い注文が入る、または日経平均を構成している銘柄には、大量の売り注文が入り、日経平均と日経平均225先物の価格差は小さくなっていきます。

これは清算日の前日で無くても、同じで~す!  

アハハハ!



例えば、清算日2か月前に日経平均が3万円で、日経平均225先物が2万円(これ程の価格差はあり得ませんが・・・)であっても、同じですよ!


「2カ月あれば、日経平均は大暴落して2万円以下になるかもしれない」

そう思う方々がいるのかも知れませんが、そのリスクを避けるために、頭の良い「投資スキルのある投資家」は、次の行動を起こします。  



【 先ずは「日経平均225先物を購入」して、次に「日経平均は売却する」そして、清算日(SQ)には「日経平均先物を売却」して、「日経平均を買い戻す」】



以上の売買対応には、清算日(SQ)に日経平均がいくらでも、差額の「1万円分の利益」を得るのが可能なんです。  



例えば、清算日に日経平均が2万円である場合は、売りから入った利益が1万円、日経平均225先物の損失はゼロで「トータル1万円の利益」でーす! 



清算日に日経平均が3万円になっていたとしても、売りから入った損失はゼロで、日経平均225先物の利益は1万円になるため、こちらもトータル1万円の利益となりまーす!  

アハハハ!!



これが所謂、裁定取引(アーピトラージ)と言う投資戦術ですよ!  


相場のプロには、この裁定取引を実施する方々が、市場には多数いて、先物と原資産のうち、安い方には買いが入り、高い方には売りが入るので、実際には、株価指数とそれを原資産とする先物の価格差は、均衡するんです。



まぁ~ 先物と原資産に「価格差が全く生まれない訳ではありません」が、

先物の理論価格に関しては、もう既に「ご理解済み」ですよねぇ~  

イエーイ!


「第四話」は、ここ迄でーす!  

次回の「第五話」を投稿した後に続いて、「第六話」のブログでは、本シリーズの「完結編」を迎えたいと思いまーす! 



それでは、素敵な楽しい週末を!   

アハハハ!!!

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