21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸した。大引けは前日比300円66銭(3.34%)高の9306円25銭。20日の米株が、銀行間取引金利の低下や追加景気刺激策への期待から急反発した流れを引き継ぎ、自動車やハイテクといった主力株中心に幅広く買い戻された。20日の米原油先物相場の上昇をきっかけに商社や鉱業も上昇。日経平均は前場に上げ幅を350円あまりに広げる場面があった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、4営業日ぶりに節目の950を上回った。東証1部の時価総額(東証算出ベース)は304兆8925億円と4営業日ぶりに300兆円台を回復した。