トヨタ３Q決算発表、CFO「当たり前のことを当たり前に」

[Hiroaki22025さん]

     

トヨタの３Q決算発表を見ました。

発表自体は短くシンプルでした。

要約すると３Qは前年以上の成績を出した。（画像１、決算プレゼン資料：p.15)

しかし通期で見るとコロナの影響で打撃を受けた１Qが痛手となって、通期でおよそ前年比1500億円減(画像３、決算プレゼン資料P.11)

１Qはダメでも、２Qで盛り返し、３Qで前年以上となったと。

CFOはことあるごとに

『従業員はじめサプライヤーの多大な努力。』

『当たり前のことを当たり前にやった結果。』

と強調していたし、CCOも日本国内の営業ノルマを何とかやり切って、販売目標を達成したという趣旨の発言もありましたので、かなり労働の現場は過酷だったと想像しました(涙)。

決算プレゼン資料（画像２、P.5）を見ると、中国では4月にかなり落ち込んだものの、その後急回復。一方欧米は回復が鈍化したものの、秋には前年以上に回復。地域ごとのコロナによる影響の大きさを思い知らされます。

『将来的な種まきも欠かしておりません』という発言もあったが

取って付けたような感じでした。

「何とか様になる３Q決算を出し切った～」といったところ。

あまり、明るい雰囲気ではなかった。

このようなトヨタ、とりあえず、今期についてはひとまず安心して

通期についても見通せると思いましたが、

雰囲気だけですが、将来についてはあまり明るさを感じられなかった。

何とかモーレツに頑張って数字（結果）を出す、それがトヨタ