TOPIX +26 @1,891
日経平均 +437円 @28,779円
米国では追加経済対策の早期実現が期待される中、米失業保険申請件数が減少したことで、株式相場が大きく上昇した。東京市場では、決算発表が相次いで行われており、マツダやNTTデータなど業績を上方修正した銘柄を中心に買われた。日本の取引時間で米株価指数が上昇し、アジア株も上昇した。これらのことを背景に、本日の日経平均は大きく上げた。特に、世の中がますますEV化していくことが確実な流れの中、「アップルカー」の委託製造先として選ばれるのではないかという思惑で一部の自動車株が目立って上げた。日本とメキシコに生産余力のあるマツダは一時ストップ高水準まで急騰した。また、景気回復が加速するとの期待から、景気敏感株である空運株や鉄鋼株も買い優勢となった。
日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線に再浮上し、好調な企業業績発表を考えると来週中にも1月14日の昨年来高値(@28,979円)を更新をしそうな動きである。
33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、水産・農林(2位)、陸運(3位)、鉄鋼(4位)、金属製品(5位)となった。