昨年来高値を目前に利益確定売りが優勢

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +36.12 @30,723.60, NASDAQ -2.24 @13,610.54)。ドル円為替レートは105円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄数の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,116に対して、下落銘柄数は984となった。騰落レシオは112.47%。東証1部の売買代金は2兆8045億円。

TOPIX -6 @1,865
日経平均 -305円 @28,342円

米国株式相場は高安まちまちとなり、売り買いの材料にならなかったが、日経平均は3営業日で1,000円近く上昇していたので1月14日の昨年来高値@28,979円を目前に利益確定売りが優勢となった。ナスダックが軟調だったため、東京市場でも半導体関連など値がさハイテク株は売りが優勢となり、日経平均を押し下げた。他方、通期の業績見通しが上方修正された銘柄(ソニー、日立など)は大幅高となった。

日経平均の日足チャートを見ると、今日は反落して再び10日移動平均線を割り込んだ。1月14日の昨年来高値@28,979円を更新するにはまだ材料不足のようである。25日移動平均線は明確に上向きなので、依然として「買い狙い」であり、まだ空売りを仕掛ける局面ではない。

33業種中16業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、海運(2位)、ゴム製品(3位)、鉱業(4位)、石油・石炭(5位)となった。

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