株価パラドックス

投財堂さん
投財堂さん

2つの銘柄があった。

銘柄【A】=株価 200円
銘柄【B】=株価 200円

株価は全く同じ200円。ただこの2銘柄には決定的な違いがあった。

銘柄【A】は、直近100円(年初来安値)からここまで上昇してきた。
銘柄【B】は、直近300円(年初来高値)からここまで下落してきた。

この際、その会社の業績や指数などは無視。

さてさて、どうだろう。
【A】は年初来安値から100円上昇して現在200円。
【B】の方は年初来高値から100円下落してきて現在200円。

どちらの銘柄も「買い」でも「売り」でもいいのだろう。
問題はそんな事ではない。

銘柄【A】が、年初来安値100円から1円上げたとして101円。
これはまだ「安い」と言えるだろう。さらに1円上げて102円・・・さらに1円・・・
今、200円まで上がってきたわけであるが
これはどの時点で「高い」に変わるのか。言い換えれば幾らの時点で
「高い」に変わるのか。

銘柄【B】は全くその逆である。300円から落ちてくる299円
298円・・297円・・まだ「高い」
今、200円まで下落してきたわけであるが
幾らの時点で「安い」に変わるのか。

チャートも情勢も、その時の状況も全て無視した場合
銘柄【A】と【B】は、どちらが「高い」と言える状況にあるのか・・・

答えはない。あるとすればそれは人々の意識の中だろう。
だとするとやはり、こうなる。

「相場」とは、人々の意識の流れで決定されるもの。


※ここに砂山がある。砂の一粒を取り除いても、まだ砂山である。
一粒一粒その作業を繰り返し、最後の一粒が残った時、それは「砂山」か?
どの段階で、砂山の概念が崩れたのか。
(砂山パラドックス)


【後場】
それぞれの買い。



投財堂さんのブログ一覧