TOPIX -4 @1,857
日経平均 -125円 @28,631円
日経平均は30年5カ月ぶりの高値水準にあり、また、来週から国内主要企業の決算発表が本格化するため、一旦利益確定売りをする動きが優勢となった。それでも、半導体関連銘柄の一角が買い優勢となり上げた。それは半導体に対する世界的需要が高まっているからである。相場の過熱感が指摘されるが、アベノミクス開始直後やトランプ米大統領就任を受けた2017年の株高局面では東証1部上場銘柄のほぼ100%が200日移動平均線を超えていた。それと比べると、今はまだ68%であり、上昇余地が残っているという見方もできる。
日経平均の日足チャートを見ると、1月14日のザラバ高値@28,979円を超えられずに横ばいが続いている。10日、25日、60日移動平均線はすべて上向きで、且つ、株価はその上で推移しているので上昇トレド中である。だが、高値を更新できずにいる。一段と上に行くには何か新しい好材料が必要だろう。それは業績見通しの上方修正かもしれない。
33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、鉄鋼(2位)、保険(3位)、証券(4位)、その他金融(5位)となった。