しかしながら、悪いカルマが熟して報いが現れるとき、愚か者は苦しみを受ける。
悪いカルマを積んでも、それはまるでフレッシュな牛乳のようなもので、
今日すぐに固まらずに少しずつ固まって熟する。悪い業は灰に覆われた火のように、少しずつ燃え熟しながら愚か者を追いかけてゆく。
*業とは「心の中に蓄えられて次の感情を生み出すエネルギー」とでも考えればいいのでしょうか。業は、過去からずっと原因と結果の連鎖を織りなしつつ、新たな感情を生み出して行きます。
何かを言ったり、行動したりすることにによって、ある印象が心に刻み込まれ、そのエネルギーの余波が次の感情を生み出し、結果として、良い感情や悪い感情を我が身にもたらすということです。
私などは株式売買や馬券買いで負けると、負けた分だけは取り戻そうとして更に深みに嵌ってしもうのもそのせいなのでしょうか!