日本企業の優秀さ

本日の日経に、「米より負債比率が低く」「日本企業、財務に強み」との見出しで、下記の記事が掲載されている。

世界的な景気減速が懸念される中、株式市場で企業の財務基板が注目されている。多額の負債を抱える企業は不況抵抗力が弱いためだ。  ・・・として

代表的な指標として「負債資本倍率」を上げている。
この指標は、自己資本と有利子負債のバランスを示す指標で、数値が小さいほど財務基盤が強い。

主要な企業で日米比較をすると、

・トヨタ:1.10 - GM:債務超過
・日立 :1.19 - GE:4.70
・信越化学:0.02 - ダウ・ケミカル:0.46
・ブリジストン:0.61 - グッドイヤー:1.12
・コマツ :0.53 - キャタピラー:3.27
・富士フィルム:0.17 - コダック:0.38

・・・かつて日本企業の国際競争力のなさが問題になっていたが、今回の金融危機で日本企業の経営基盤の優位性が出てきたように思われる。グローバル化した経済の中で勝ち抜いていくことは並大抵のことではないが、この金融危機は”ニッポン復活”のチャンスである。
私も日本企業のサラリーマンとして復活に貢献したい。
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