ロイターが「株式相場の急落で個人が始動、投資層のすそ野拡大の可能性」と報じている。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK018027720081017?rpc=144
株式相場の急落を買いの好機ととらえる個人投資家が増えている。直近の1週間で対面、オンライン経由ともに証券会社の個人投資家による口座開設が急増し、日経平均.N225が2万円に迫った2007年春以来のにぎわいをみせている。米金融危機を発端にした世界的な景気減速によって株価の急落の波が各国に押し寄せているが、東京市場では投資家のパイを広げるきっかけになっているとの見方が浮上している。
ネット証券の口座開設も急増しているとのこと。またネットに限らず対面でも新規口座の開設をする人が増えている。
またニュースで株の話題が増え関心を持つ人が増えたともある。
岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏も「既存の顧客の中で株式投資を休んでいた向きが積極的に買っている。株価が大きく下がると個人の動きが活発化するが、今回も過去の経験則通りになった」と語っていた。
これらを先取りする形で証券セクターの指数はは10日につけた年初来安値から17日終値までの上昇率が13.2%と、TOPIXの8.6%をアウトパフォームしている。
とのこと。
・・・確かに値ごろ感は出てきたが、景気の悪化はこれからであり、相場がさらに崩れるとか、底這いになり個人投資家の株離れが、また起こらないように祈りたい。