頭打ち感がますます強くなってきた

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -44.77 @30,154.54, NASDAQ +63.13 @12,658.19)。ドル円為替レートは103円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が849に対して、下落銘柄数は1,253となった。騰落レシオは98.28%。東証1部の売買代金は2兆5456億円。

TOPIX +6 @1,793
日経平均 +49円 @26,807円

世界各国で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、米連邦準備理事会(FRB)は完全雇用に近づくまで金融緩和を長期間維持する方針を示した。S&P500種株価指数は最高値に迫った。これを受けて、日経平均も買い優勢で始まった。ただ、午後2時頃には「東京都の新規感染者が過去最多の800人超となる」と報道されると上値は重くなった。

日経平均の日足チャートを見ると、高値圏での頭打ち感がますます強くなってきた。11月30日以降横ばいが続いており、10日移動平均線は横向きで株価は辛うじてその上で推移している。25日移動平均線は上向きだが、その傾きは徐々になだらかになっており、このままだと2週間後には横向きの10日移動平均線と接しそうである。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、鉄鋼(2位)、陸運(3位)、不動産(4位)、建設(5位)となった。

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