TOPIX +5 @1,787
日経平均 +70円 @26,757円
米追加経済対策の与野党協議が進むとの観測が出てきた。また、米国を中心に新型コロナウィルスのワクチン(米バイオ製薬大手モデルナのワクチン)が普及するとの期待から買いが優勢となった。ただ、上値は重く、12月17日の連邦市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードが広がった。
日経平均の日足チャートを見ると、11月30日以来頭打ちとなり、10日移動平均線が横向きとなり、株価はそのわずか上で推移している。既にかなり上げてきたため、これ以上の高値を目指すには材料不足でなかなか上放れできない。かといって、下に放れるかというと、新型コロナウイルスの感染拡大によって経済に下押し圧力がかかっているが、この伝染病は早晩、勢力が衰えて行き、世界経済の下押し圧力は弱まることは誰の目にも明らかなので、売り難い。
33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、非鉄金属(2位)、鉄鋼(3位)、鉱業(4位)、その他製品(5位)となった。