TOPIX +6 @1,782
日経平均 -104円 @26,653円
米追加経済対策(9000億ドル規模)を巡る与野党協議が進まない中、米雇用情勢の悪化が懸念されてきた。欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和を決めたことや、米ファイザーが開発する新型コロナウィルスのワクチンはFDA(米食品医薬局)の諮問委員会が指示したことが日本株相場を下支えした。それでも、日経平均は一時200円超下げた。
日経平均の日足チャートを見ると、11月4日から急上昇を続けたが、11月30日以降は頭打ちとなり保ち合いが続いている。上向きだった10日移動平均線が水平に近くなってきて、株価はその下に沈み込み始めた。まだ最新のデータが公表されていないが、海外投資家は買い越し額が少なくなったか売り越しに転じたかもしれない。或る程度の調整は起こるだろう。
33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、輸送用機器(2位)、その他製品(3位)、電気・ガス(4位)、銀行(5位)となった。