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「鬼滅の刃」コラボのくら寿司が国内売上高過去最高も最終赤字
回転ずし大手くら寿司の業績が、人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボで持ち直しているようです。
2日発表した2020年10月期決算の売上高は、海外店の不振で微減でしたが、国内に限ると過去最高を更新し、コロナ禍の打撃から息を吹き返した形となっています。
くら寿司は夏から秋にかけて「鬼滅の刃にぎり」といった商品や、オリジナルグッズを配るキャンペーンを実施しており、店内の感染対策も整えて、コロナ禍で落ち込んだお客を引き戻したようです。
持ち帰りや宅配サービスも広げ、「中食」の需要も取り込んだようです。
その結果、国内の売上高は前年比0.5%増の1231億円になったそうです。
ただ米国で休業や営業制限を余儀なくされたため、全体の売上高は0.2%減の1358億円だったそうです。
また、感染防止のための改装費などがかさみ、純損益が2億円の赤字(前年は37億円の黒字)に転落し、最終赤字は2001年の株式上場後では初めてとのことです。
2021年10月期の業績予想は、コロナ禍の収束が見通せないとして、公表を見送ったそうです。
それでも、直近では政府の飲食店支援策「Go To イート」でポイントとほぼ同額分を食べる「無限くら寿司」という手法がネットなどで話題になり、10月の既存店売上高は前年同月比26.1%増、11月も同33.8%増と勢いに乗っているようです。
夜間の営業自粛が広がってくると、さらなる影響を被りそうですね。
2695:5,910円
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1件のコメントがあります
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yoc1234さん2020/12/3 07:18おはようございます。業種によっては最高益。社長のやり方ですごく変わる。なんでも他人事で済ます日本人。テレビの影響が多い。トヨタはほかっておいても、社員が儲けを出してくれた。
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