TOPIX +1 @1,727
日経平均 -107円 @25,527円
米国株式相場は小幅反発したが、日経平均は上げ過ぎからの自律調整と新型コロナウィルスの新規感染者再拡大による経済の停滞を懸念した売りが今日も優勢となった。新規感染者数は日本でも昨日時点で2日連続で過去最多を更新した。経済活動の停滞により景気が悪くなるという心配はあるものの、株価に対する悪影響は意外なほど小さい。
現在の構図は、
大規模金融緩和+大規模財政出動+ワクチン開発>0
で株式相場は動いている。
日経平均の日足チャートを見ると、11月17日に29年ぶりの高値となった後、3日連続で下げている。上向きの10日移動平均線に接するまで調整してきた。25日移動平均線乖離率が4.9%まで縮小してきて過熱感が緩和してきた。11月4日から17日の急上昇で乗り遅れた投資家が今度こそ乗ってやろうとするはずなので下げは小さいのではないだろうか。
33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、ゴム製品(2位)、金属製品(3位)、輸送用機器(4位)、海運(5位)となった。