火曜日の急伸を打ち消す大幅な下げ。
うまく対応出来る人はボロ儲けできる相場。
しかし、そんなにうまく出来るわけがない。
安易に飛び乗ると痛い目に合う危険な相場でもある。
明日は戻すかも知れないが、1万円すら回復できずに9,000円を再度割ったことはショックだ。
NYの下げは景気の実態悪を織り込み始めたことが要因と言われているが、それ以外にも下げを助長するような高官の発言があったらしい。・・・もし事実なら不用意な発言は謹んで貰いたいものだ。
この時間帯では各国の相場が戻しているとの情報も流れている。
恐怖指数、ボラティリティとも高水準にあり今後も乱高下を繰り返しながら、中長期的には下げ傾向に向かうのではないだろうか?
あるいは8,000~9,500円程度のボックスに入ってしまうのか?
株価は景気の半年先を読むと言われているが、本日のロイターのコメントでは、「日米の景気の回復次期は09/10~12頃から」となっている。これが正しいとすれば底は来年の春以降になってしまう。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJAPAN-34342820081016?rpc=144
乱高下すると学習効果もあるし、保有者が代わることから前回の急伸・急落時の対応(結局株価)も変わって来ているように感じる。
一方で「明らかに下げすぎ。」「底値圏での乱高下は底打ちが近い。」との指摘もある。・・・この指摘はもっともだが「理外の理」状態になってしまっており教科書はほとんど役に立たない。
ここは資産を守ることを最優先に徹底した逆張り。底割れもあるという想定もして相場と対峙したい。