ダウが下げている。
CMEも9000円割れ。
ダメだ…。
FT100、DAXも急落。
G7効果もたった一日で剥げ落ちた。
明日の日経も爆下げだろう。
月夜に釜を抜かれるとはこのことか。
投資家殺しの極悪相場。
為替や株価の下落が激しいと、精神状態まで不安定になる。
やっぱりしばらく休んだほうがいいのかね。
米国では、資産の約半分を株式やファンドで運用するのが一般的だ。
しかも、金持ちになればなるほど株式資産率が高くなる。
だから、今回の株価大暴落でパニックになっている。
日本は国民の10%しか株式投資に手をだしていないこともあって、
リーマンの破綻やサブプライム問題など対岸の火事っぽい認識だろう。
欧米の緊迫した雰囲気とは対照的に、日本だけが平和ボケしているような。
ついこのあいだまで、いくら株が下落しても実体経済は、”さほど悪化しない”と考えていた。
しかし、今回ばかりはかなり深刻な事態かも。
いくら公的資金を注入しても株価は反騰しない。
金融システムのメルト・ダウンの危機は収まったが、市場は景気後退・リセッションを読み込み始めている。
米金融機関の信用が崩れ、再びドルが売られている。
資金の逃避先として、理不尽なほど円が買われる。
トヨタをはじめ、輸入がメインの国際優良企業に莫大な損失が出る。
株価低迷で、金融機関も貸し渋る。
企業が国に支払う税金が少なくなる。
年金支給額が減らされ、支給開始年齢も引き上げられる。
将来の不安から、庶民の財布の紐がますます固くなる。
不景気(デフレ)経済が進行し、逆に物価高(インフレ)が起きる。
深刻なスタグフレーション時代の到来だ。
慢性的に景気は停滞し、給料は下がる。
失業率が上昇し、治安も悪くなる。
本当の恐慌がやってくるのはこれからかもしれない。
あっ、いつのまにか啓蒙調のネガティブなことばかり書いてしまいましたね。
まぁいたずらに悲観的になってもしようがないか。
やまない雨はない。
明けない夜はない。
いくら経済が悪化しようが、世界が破滅することはない。
外へ出て、しばし月を眺める。
宇宙を感じることで、少し気分が楽になった。