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日経平均、6月8日高値@23,178円が目先の下値支持線
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -222.19 @27,463.19, NASDAQ +72.41@11,431.35)。ドル円為替レートは104円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が634に対して、下落銘柄数は1,480となった。騰落レシオは87.50%。東証1部の売買代金は2兆3564億円。
TOPIX -5 @1,613
日経平均 -67円 @23,419円
欧米で新型コロナウィルスの感染再拡大が止まらず、これが世界景気の回復を遅らせるとの懸念が高まってきたことで、景気敏感株を中心に売りが優勢となった。ただ、日銀によるETF買い期待から下げ幅を縮小した。東証1部では薄商いが続いていたが、13営業日ぶりに売買代金は2兆円台を回復した。
日経平均の日足チャートを見ると、短陽線となったが、横向きの25日移動平均線の下に沈み込んだ。6月8日高値@23,178円が目先の下値支持線であるが、これが有効に機能するかどうかに注目したい。
33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、鉄鋼(2位)、保険(3位)、不動産(4位)、非鉄金属(5位)となった。
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