TOPIX -1 @1,618
日経平均 -9円 @23,486円
欧米の新型コロナウィルスの感染再拡大により米国株は大幅下落したが、日本株は打たれ強かった。日経平均は前場で下げて200円超のマイナスとなったが、切り返して下げ幅をほぼ帳消しにした。日本の取引時間中に米株価指数先物が堅調だったことも日本株を下支えした。最近の日本株は本当に打たれ強い。日本をはじめとするアジアは新型コロナウィルスの感染者数が少ないのに対して、米国では1日に8万人を超えたことが日米の株価の対照的な動きの大きな理由だろう。
日経平均の日足チャートを見ると、ザラバでは横ばいの25日移動平均線を割り込んだが終値では25日移動平均線を回復した。下値ではすかさず買いが入ることを示した。ただ、下値が堅いからといって上にどんどん上がるわけでもない。じれったい相場が続いている。
33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、鉱業(2位)、ゴム製品(3位)、海運(4位)、鉄鋼(5位)となった。