米国株、反落 景気懸念でハイテク株安、金融対策で一時急伸も

kuma_kuroiwaさん
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 14日の米国株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は前日比76ドル62セント安の9310ドル99セント、ナスダック総合株価指数は同65.24ポイント安の1779.01で終えた。米政府が発表した金融機関への資本注入を柱とする金融安定化策を好感し金融株は買われたが、前日の相場急伸の反動による利益確定売りや景気懸念を背景とした売りが相場を押し下げた。
 米政府は金融機関への公的資金注入や米連邦預金保険公社(FDIC)による新規債務の保証などを発表した。機能がマヒ状態にあった銀行間の資金調達などが回復し、金融市場の混乱が落ち着くとの見方から金融株を中心に買いが優勢となった。ダウ平均は一時400ドル超上昇する場面があった。
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