下振れしそうな気配を1日で帳消しにした

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は下げた(DJIA -134.09 @27,682.81, NASDAQ -251.49 @11,075.02)。ドル円為替レートは105円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,905に対して、下落銘柄数は226となった。騰落レシオは129.21%。東証1部の売買代金は2兆711億円。

TOPIX +28 @1,637
日経平均 +282円 @23,312円

トランプ米大統領が10月2日に新型コロナウィルスの感染により入院したため日本株は大幅下落したが、10月5日にも退院すると報道された。これにより景気刺激策を巡る米国の政策協議が進展するとの思惑から、景気敏感株を中心に買われ、日本株全般は買いが優勢となった。ただ、民主党のバイデン前副大統領の支持が拡大しており、来月に迫った大統領選挙の動向次第では株高を抑えかねない。

日経平均の日足チャートを見ると、わずかだが10日および25日移動平均線の上に再浮上した。先週金曜日は下に振れそうな動きを見せたが、1日で帳消しにした。これで振出しに戻り、横ばい相場がまだ続きそうである。新型コロナウィルスが米および世界経済の足を引っ張る力と各国の経済対策がその悪影響を緩和する力とのせめぎ合いの構図が今しばらく続くだろう。これに加えて、トランプ(共和党)対バイデン(民主党)という構図も加わる。

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、鉱業(2位)、陸運(3位)、保険)(4位)、不動産(5位)となった。

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