高脂質食に関しては、いくつかのレシピも掲載されているが、その内容はまだまだ十分とはいえず、数も少ないし、試したところであまり満足感のないレシピと思われる。
★「まさか!の高脂質食ダイエット ~本当にやせる糖質制限2.0~」
グラント・ピーターセン著 金森重樹訳 きずな出版
2019.12.1.第1刷 2020.8.25.第4刷
しかし、そうしたレシピを眺めている内に、新しいレシピを思いついたりするのでオモロイ。
書籍の中で、気になる一節があった。
それは、アミラーゼの威力による糖質吸収への影響で、
アミラーゼ活性が高い唾液の持ち主は、インスリンに出会うまでにかなりの糖分が血中に吸収されるため、血中インスリン濃度があまり高くならないのだという。
これは言い換えると、酵素ダイエットなるものが世の中にあるが、
その延長と考えると胃薬が功を奏する可能性があると想像する。
胃薬の中には消化酵素が2~3種類含まれている。
炭水化物にはアミラーゼ、タンパク質にはプロテアーゼ系、脂質にはリパーゼ系といった具合に。
これからは、炭水化物を多く食したときには、アミラーゼ入りの胃薬を服用すると、インスリンスパイクを少しでも小さくできてイイのかもしれない。