或る程度の調整に備えておく必要がありそう

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大幅下落した(DJIA -525.05 @26,763.13, NASDAQ -330.65 @10,632.99)。ドル円為替レートは105円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が419に対して、下落銘柄数は1,685となった。騰落レシオ114.48%。東証1部の売買代金は2兆2909億円。

TOPIX -18 @1,626
日経平均 -259 @23,088円

新型コロナウィルス感染が欧米で再拡大している。英国では1日(1週間ではない!)に5千人の新規感染者が出ている。世界経済がまた冷え込むのではないかとう不安が高まり、欧州株は勿論、米国株、アジア株も下げた。この流れを受けて日本株全般も続落した。米ダウ工業株30種平均の先物が日本時間で急落し、それに合わせるように上海総合指数も下げた。鉄鋼、非鉄金属、鉱業など景気敏感株が目立って下げた。しかし、米国株に比べると日本株の下落率はやや小さい。

日経平均の日足チャートを見ると、8月中旬から高値圏で保ち合いを続けてきたが、本日ほぼ横向きの25日移動平均線を終値で割り込んだ。3月19日安値と7月30日安値を結んだ上昇トレンドラインも割り込んでいる。さらに3月中旬から6ヵ月の日柄も経過した。或る程度の調整に備えておく必要がありそうだ。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、非鉄金属(2位)、鉱業(3位)、輸送用機器(4位)、ゴム製品(5位)となった。

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