反落初動の動きに入っている銘柄も散見される

優利加さん
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昨日の米国株式相場は小幅上昇した(DJIA +2.27 @27,995.60, NASDAQ +133.67 @11,190.32)。ドル円為替レートは105円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,357に対して、下落銘柄数は732となった。騰落レシオは114.60%。東証1部の売買代金は2兆1398億円。

TOPIX +4 @1,644
日経平均 +21円 @23,476円

米ハイテク株が上昇してナスダックが上昇したことを受けて、半導体などのハイテク株の一部が買われた。ソフトバンクグループが大きく上昇してこの1銘柄だけで日経平均を60円押し上げた。しかし、円高が進行して自動車などの輸出関連銘柄が売られて相場全体の頭を抑えた。さらに高値警戒感から利益確定売りも多かったはず。ソフトバンクグループの上昇がなければ、日経平均は下げていた。

日経平均の日足チャートを見ると、短陽線で小幅高となったが、高値圏もみ合いレンジ内での動きである。しかし、個別銘柄ではすでに高値圏で伸び悩んで横ばいがしばらく続いた後、反落初動の動きに入っている銘柄も散見される。

33業種中24業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、ゴム製品(2位)、鉱業(3位)、空運(4位)、建設(5位)となった。

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