3月中旬に底打ちしたので日柄はほぼ半年経過

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大きく上げた(DJIA +327.69 @27,993.33, NASDAQ +203.10 @11,056.66)。ドル円為替レートは105円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄数の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が828に対して、下落銘柄数は1,248となった。騰落レシオは117.03%。東証1部の売買代金は2兆1351億円。

TOPIX -10 @1,641
日経平均 -104円 @23,455円

米国株は大きく上げたが、国内では自民党の総裁選を終えて材料出尽くし感が高まり、利益確定売りが優勢となった。今日は景気敏感株が売られた。

日経平均の日足チャートを見ると、小幅安となったが下ひげを引いた寄引同事線となり、下値が堅い印象である。コロナ禍前に高値圏で数カ月もみ合っていたレンジに今また入っている。2017年以降のチャートを見ると24,000~25,000円のレンジは日経平均の「成層圏」のようなものであり、これを突き抜けて宇宙空間に飛び出すにはかなりの推進力(材料)が必要になりそうだ。数週間先の目先を考えると、高値を更新できない状態が続くと見切り売りが増えきそうだ。さらに3月中旬に底打ちしたので日柄はほぼ半年経過した。そろそろ横ばいから徐々に調整モードに入るか?

33業種中29業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、空運(2位)、鉱業(3位)、陸運(4位)、パルプ・紙(5位)となった。

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