政策の継続性を期待して大きく買い戻された

優利加さん
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先週金曜日の米国株式相場は上げた(DJIA+161.60 @28,653.87, NASDAQ +70.29 @11,695.63 )。ドル円為替レートは105円台半ばの先週末比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,605に対して、下落銘柄数は492となった。騰落レシオは100.33%。東証1部の売買代金は2兆3508億円。

TOPIX +13 @1,618
日経平均 +257円 @23,140円

自民党総裁選に菅義偉官房長官が出馬を検討したと報じられたことで、経済政策や金融緩和、新型コロナウイルス対策が引き継がれるとの期待が高まった。さらに、ウォレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが日本の5大商社の株式をそれぞれ5%超取得したことを明らかにした。これらを好感して日本の株全般が大きく買い戻された。日経平均は一時459円高となった。ただ、上値は相変わらず重かった。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線の上に再浮上したものの、長い上ひげを引いたほぼ寄引同事線となり、改めて上値の重さを示した。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、卸売(1位:バークシャー・ハザウェイが大量に買った総合商社が含まれる)、鉱業(2位)、空運(3位)、不動産(4位)、陸運(5位)となった。

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