「上放れ並び赤」

優利加さん
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昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -60.02 @28,248.44, NASDAQ +86.75 @11,466.47)。ドル円為替レートは106円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が925に対して、下落銘柄数は1,115となった。騰落レシオは102.09。東証1部の売買代金は1兆6556億円。

TOPIX -1 @1,624
日経平均 -6円 @23,291円

ほぼコロナ禍前の水準まで日経平均が戻ったことで、目先の利益確定のために売り優勢となった。しかし、日経平均は大きくは下げず、底堅い動きだった。新型コロナウイルスのワクチン開発の進展期待と円相場が前日比円安となったことが株価を下支えした。また、8月27~28日に予定されているジャクソンホール会議を控えているため、その内容を見極めるまでは様子見戦略を決め込んでいる人も多いだろう。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日に続いて本日も短陽線となり、「上放れ並び赤」となった。これ単体でも強気サインだが、株価サイクル3(着実な上昇局面:上向きの60日移動平均線、上向きの25日移動平均線、上向きの10日移動平均線、その上で株価が推移)でもあるので上に振れやすい。

33業種中20業種が下げた。下落率トップ5は、繊維製品(1)、不動産(2位)、食料品(3位)、非鉄金属(4位)、電気・ガス(5位)となった。

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