TOPIX +18 @1,625
日経平均 +311円 @23,297円
新型コロナウイルスの治療法やワクチン開発の進展に対する期待が高まり、米ダウ工業株30種平均の先物が上がり、日経平均も上げた。日経平均は一時400円超上昇して新型コロナウィルの感染拡大で株価が世界的に急落する前の2月21日の水準@23,386円を超えた。経済活動が再開すれば業績が大きく回復すると見られる景気敏感な鉄鋼、非鉄金属などの割安株が買い優勢となった。また、空運株も大幅上昇した。
日経平均の日足チャートを見ると、これまで上値抵抗線と見れていた6月8日高値@23,178円を少しだが上抜けた。ただ、上ひげを引いた短陽線で「トンカチ」となり、上値が重い印象を残した。
33業種中30業種が上げた。上昇率トップ5は、空運(1位)、繊維製品(2位)、銀行(3位)、不動産(4位)、鉄鋼(5位)となった。