TOPIX +5 @1,604
日経平均 +40 @22,920円
米国株高を受けて日本株全般は買い優勢で始まったが、米中対立激化への懸念もあり、上値は重かった。際立った動きと言えば、鉄鋼株の上昇である。電炉大手の東京製鉄が10年ぶりに中国へ鉄鋼を輸出すると報道されたことが材料である。対照的に半導体関連や電子部品が米中対立(対ファーウェイの経済制裁)への警戒感から売り優勢となった。
日経平均の日足チャートを見ると、2日連続で上ひげ付きの短陰線となり、上向きの10日移動平均線に接しながら滑るように動いている。7月15日高値@22,965円辺りが直近の下値支持線として意識される。
33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、空運(2位)、鉄鋼(3位)、ゴム製品(4位)、精密機器(5位)となった。