早晩上方向に放れるのではないか

優利加さん
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昨日の米国株式相場はNYダウ平均は大幅高となった(DJIA +357.96 @27,791.44, NASDAQ -42.62 @10,968.36)。ドル円為替レートは106円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,810に対して、下落銘柄数は330となった。騰落レシオは97.12%。東証1部の売買代金は2兆7430億円。

TOPIX +39 @1,586
日経平均 +420円 @22,750円

トランプ米大統領が8月8日、失業給付の上乗せなどを盛り込んだ追加の新型コロナウイルス対策の大統領令を発令した。この米国の財政出動を好感して米ダウ工業株30種平均は浄書した。円相場も円安方向に動き、さらに香港ハンセンが大幅高となった。これらを受けて、鉄鋼、輸送用機器、空運など今まで売られてきた銘柄を中心で買いが優勢となった。また、国内主力企業の4~6月期決算が事前に想定されていたほど悪くないという見方が出てきたことも株式相場を下支えした。

日経平均の日足チャートを見ると、横向きの10日移動平均線および25日移動平均線の上に再浮上した。しかし、まだ横向きの25日移動平均線を跨いだ保ち合いレンジ内の上下動である。それでも、世界中で新型コロナウイルスのワクチン開発も加速が付いてきたので、早晩上方向に放れるのではないか。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、不動産(1位)、鉄鋼(2位)、銀行(3位)、空運(4位)、輸送用機器(5位)となった。

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