夏期の証券市場では、値動きが小幅推移となる期間が存在します。
これを夏枯れ相場と言い、夏枯れ相場中の最安値を「夏底」とも言います。
夏期は海外では夏季休暇、日本ではお盆休みや夏休みと時期が重なることから、市場参加者が減少することで取引量も減ってしまう事に由来した言葉です。
取引量が減った相場は、ちょっとした材料にも敏感に反応し、上下しやすくなることからリスクが高まると言われていますが、コロナ禍でインターネット取引による個人の参入も活発であるため、そのような基調は以前ほど顕著ではないかもしれませんが、他の月と比較して 買い圧力も少ないことから一言で言えば難しいです。
とは言っても、以前お話した株主優待クロス等の手堅いことは小スクイはできますので、最低限のことをしつつチャンスを伺うというのが正解かと考えております。
もちろん、収入を増やす、お金を増やすということでは、時間をかけたくないところでありますが、損失という名のリスク承知でするものではありません。
ましてや兼業投資家であれば、なにも投資をお休みしても、給与等の安定した収入を得ることができます。
ですから、このタイミングでは投資とは違う小銭稼ぎ案件を実践したり、ＳＮＳやブログ、あるいは新聞や書籍といったところで、お金を増やすことができる情報収集に徹する時間に費やすのが正解と考えております。
自分もコロナ禍でなければ、数冊の本とタブレット持参でゆっくり避暑地にでも行きたいところでありますが、巣籠もり読書をしている今日この頃です。
