10日および25日移動平均線のやや下に沈み込んだまま

優利加さん
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昨日の米国株式相場はさらに続伸した(DJIA +185.46 @27,386.98, NASDAQ +109,67 @11,108.07)。ドル円為替レートは105円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が908に対して、下落銘柄数は1,183となった。騰落レシオは89.77%。東証1部の売買代金は2兆2781億円。

TOPIX -3 @1,547
日経平均 -88円 @22,330円

米国株式相場は続伸に次ぐ続伸でますます高くなっている。ナスダックは史上最高値を更新した。しかし、米トランプ政権が中国のIT企業に対する規制を強化していることで、香港ハンセン指数が下げ、日本株も連れ安した。また、日本は3連休を控えていることも買い控えの要因である。トランプ米大統領は中国の動画アプリTikTokに関わる取引を45日後に禁じる大統領令に署名した。さらに、テンセントが手掛けるウィーチャットも禁じると表明した。

日経平均の日足チャートを見ると、横向きで収斂している10日移動平均線と25日移動平均線のやや下に株価は沈み込んだままだが、本日は短陰線で下ひげを引いており、急落するような兆候はまだ見えない。但し、外部環境は悪いままであり、大きく上昇する気配もない。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、金属製品(2位)、化学(3位)、水産・農林(4位)、鉄鋼(5位)となった。

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