投資歴20年のmasaさんのブログ

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米ADP雇用統計が大幅に悪化

情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


8月6日 

米国株について
ダウ平均は373ドル高の27201ドルで取引終了。
取引開始早々に27000ドルを突破。その後も右肩上がりになって、お昼頃には350ドルの上げ幅になりました。午後は高値揉み合いから引けにかけて一段高。


〇主要3指数の動向
ダウ平均 1.39%高(373ドル高)
ナスダック 0.52%高
S&P500指数
0.64%高

〇S&P500指数の業種別動向
8業種が上昇、3業種が下落しました。
上昇率の高い順
資本財、素材、金融、一般消費財、エネルギー

下落率の高い順
公益、不動産、生活必需品

〇ダウ構成銘柄の動向
19銘柄が上昇、 11銘柄が下落しました。
上昇率の高い順
ウォルト・ディズニー
8.80%高
ボーイング 5.58%高
レイセオン 4.38%高
ナイキ 3.71%高
スリーエム
2.74%高

下落率の高い順
ウォルマート 1.39%安
シスコシステムズ 0.71%安
ベライゾン
0.64%安
インテル 0.43%安
IBM
0.31%安

〇3銘柄でダウ平均を186ドル押し上げています
ウォルト・ディズニー、ボーイング、ユナイテッドヘルスの3銘柄で186ドル押し上げています。ダウ平均は373ドル高なので、3銘柄で半分を占めました。

〇業種別では明暗分かれる
外需関連の銘柄が買われる一方で、ディフェンシブ性の高い銘柄が下落もしくは控えめな上昇になっています。

〇経済指標
・7月のADP雇用統計は16万7000人増。
6月分は236万9000人から431万3000人へ大幅に上方修正されましたが、6月分は計算ミスかと思えるほど激減。市場予想の150万人も大幅に下回るネガティブサプライズ。新型コロナによる労働環境の悪化を示すもの。

・7月のISM非製造業景気指数は、58.1になりました。
6月の57.1から上昇、市場予想も上回っています。

〇勢い
雇用統計を占う上で重要視されるADP雇用統計が大幅に悪化。本来なら大きな売り材料になるところ、前日までの勢いが続いて買い先行。取引開始直後に大きな節目となる27000ドルを突破したことで、今度は下値抵抗(底固さ)となり最後まで堅調に推移しました。

〇波乱含み
労働環境の大幅な悪化を無視するような株高は波乱含みだと思っています。但し、「異常な買われ方、異常な売られ方」になるのも株式相場。


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