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伊藤忠の4~6月期純利益は29%減もファミマTOB価格変えず
伊藤忠商事が5日発表した2020年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比29%減の1047億円で、資源価格の下落で金属事業の採算が低下したようです。
ファミリーマートへのTOB(株式公開買い付け)を巡っては、TOB価格を引き上げない方針を示したそうです。
中国関連ビジネスなどが堅調で、全体の純利益は事前の市場予想平均の856億円を上回ったそうです。
事業別では石炭価格の下落で金属事業の純利益が3割減の228億円で、新型コロナウイルス感染拡大による店舗休業が響き、繊維事業も大幅減益となったそうです。
中国関連ビジネスは工場の稼働再開により化学品の需要が回復し、エネルギー・化学品事業は6%増益だったそうです。
出資する中国中信集団(CITIC)から取り込む利益も増えたそうです。
伊藤忠はファミマへのTOB実施を7月8日に発表しており、ファミマ株の8月5日終値は2320円とTOB価格(2300円)を上回っている状況ですが、同日の決算記者会見で鉢村剛最高財務責任者(CFO)は「現状が最大提示価格で、(株主からの)賛同を得られない場合はTOBを断念する」と話したそうです。
TOBの断念なんてありうるんでしょうかね。
過去にはそういう例もあったとあったとは思いますが。。。
8001:2,418.5円、 8028:2,320円
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関連銘柄:
伊藤忠商事(8001) ファミリーマート(8028)
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