10日および25日移動平均線が収斂

優利加さん
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昨日の米国株式相場はさらに続伸した(DJIA +164.07 @26,828.47, NASDAQ +38.37 @10,941.17)。ドル為替レートは105円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が981に対して、下落銘柄数は1,090となった。騰落レシオは87.08%。東証1部の売買代金は2兆1780億円。

TOPIX -1 @1,555
日経平均 -59円 @22,515円

直前の2日間で大きく反発したこともあり、本日は利食い売りが優勢となった。また、国内主要企業が4月~6月期決算を発表するので、投資家・トレーダーは売買を手控えている。また、円相場が1ドル=105円台半ばまでまた円高方向へ振れたことも株式相場の重荷となった。他方、日銀がETF買いをするのではないかという思惑が下値を支えた。

日経平均の日足チャートを見ると、横向きの10日および25日移動平均線が収斂しており株価はちょうどその線に触れるような位置にある。収斂が長引けば長引くほどエネルギーが溜まるので、放れたときに速く大きく動きやすい。

33業種中18業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、陸運(2位)、情報・通信(3位)、電気・ガス(4位)、パルプ・紙(5位)となった。

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